仕事をやるべきなんだけど、なんかやる気になれない・集中できない。
在宅ワークでよくある悩みのひとつだと思います。
この記事では、どうしたらやる気が出るのか、集中しやすくなるのかを書きました。
体を動かしてみる
まず前提として、やる気はやろうと思って出るものではないと言われています。
じゃあどうするの?という感じですが、解決策はあるので安心してください。
やる気はやろうと思って湧いてくるものというよりは、やっているうちに出てくるものだと言われています。
たまたま見かけたこちらのツイートが面白かったです。
「やる気があるから行動する」ではなく「行動するからやる気が出てくる」ということになります。
なのでまず体を動かしてみます。
散歩する、ストレッチする、掃除をするなど、なにか行動してみましょう。
「作業スペースで5分だけ作業する」というのもよいと思います。
気づいたら5分以上おこなうことができているかもしれません。
作業スペースを設ける
リビングやダイニングの机ではなく、作業する時用の机と椅子を用意します。
(仕事と書くと億劫に感じるのであえて作業と表現しています。)
作業用のスペースに身を置くことで、気持ちも作業モードに入りやすくなります。
何度も繰り返しているうちに、「ここに座ったら作業がはかどる」と脳に刷り込まれていくでしょう。
もし新しく机と椅子を用意するのが難しい場合は、座る位置を変えるだけでもよいと思います。
壁に向かって座る
壁に向かって座ると、視界に入るものを減らすことができ、集中しやすくなります。
また、必要なもの以外は机の上に置かないようにしましょう。
余計なものが視界に入ってくると集中力が下がってしまいます。
ついでにPCのデスクトップもごちゃごちゃしていないか確認してみてください。
視界に入ったものはたとえ無意識でも脳は情報を処理しようとします。
無駄なことにエネルギーを使ってしまうのはもったいないです。
今の作業に必要のないものは、なるべく視界に入らないようにしましょう。
カフェで作業する
これは私のお気に入りのやり方です。
カフェなど人目があるところで作業をします。
人目があることで、だらけることができなくなります。
布団や漫画などの誘惑もありません。
コンセントがあるカフェだと充電を気にせず作業できるのでよいです。
目標を明確にする
「どうしておこなうべきなのか」
「それをすることでどんなことを達成したいのか」
そんな目標を設定することで、モチベーションを上げることができます。
特に、欲望やドロドロとした願望はエネルギーになりやすいです。
誰にも言わなくていいので、自分の中で欲望を明確にしてみてください。
その欲望を達成するためにやりたいと思えるはずです。
締切を決める。宣言する
やるべき作業に期限をつけてみましょう。
ただ漠然とやるだけではダラダラしてしまいますが、期限を設けることでそれまでにやろうと思うことができます。
誰でも約束は守りたいものです。
自分自身に約束するのもよいですし、周りに宣言するのも効果があります。
近しい人に話したり、SNSでいつまでになにをすると宣言するものよいでしょう。
完璧を目指そうとしない
完璧ではなくていいから、とりあえず形になるまでやってみる。
完璧なものは完成させるのが大変です。
納得いくまでとことんやるという意気込みは素敵なことですが、完璧を目指すと時間や労力も消耗してしまいます。
途中で心が折れてしまうかもしれません。
そこで、100%でなくても、7割や8割でも大丈夫なんだと考えます。
そう思うことでプレッシャーが減り、少しでいいからとりあえずやってみるかと思えるのではないでしょうか。
締切を決めて、それまでにできたところまでが今のあなたの実力です。
それを一旦認めて、そこから次の目標を決めて成長していったらよいのではないでしょうか。
まとめ
やる気が出ない時におこなうとよいことは、
・体を動かしてみる
・作業スペースを設ける
・壁に向かって座る
・カフェで作業する
・目標を明確にする
・締切を決める。宣言する
・完璧を目指そうとしない
などがあります。
やる気はやろうという意思だけでは難しいことが多いので、戦略的に、意図的にモチベーションを上げることが効果的です。
このやり方をマスターするために、「やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ」という書籍もおすすめです。
具体的になにをしたらよいのか37個の方法が紹介されています。
たくさんあるのでいろいろ試してみて、自分に合ったものを見つけて続けていくのがよいと思います。
イラストもあり、読みやすい内容になっています。
一度マスターすれば、仕事に限らず家事や勉強などでも活かすことができると思います。
自分にはどんなやり方が効果的か見つけ出し、それを使って生産性を上げていきましょう。