配達の時に、
「リクエストの通知に気づかなくて注文を取り逃した!」
ということはないでしょうか?
なぜだか分からないですが、リクエストが来る時に音が出ないことってあるんですよね。
そんなことをなくすために、ヘッドセット(イヤホン)を使うのがおすすめです。
いくつか試してみたので紹介します。
選び方
ぶっちゃけ音さえ聞こえればどんなのでもいいと言えばいいのですが、こだわった点がいくつかあります。
・安価
・耳が痛くなりにくい
・無線タイプ
・片耳タイプ
値段はそれほど高くないもので探しました。
高価になればよりいい物も多いと思いますが、今回は通知音がちゃんと聞こえればいいため、安価で最低限の機能がついてるかということで考えました。
ヘッドセットをつけていて、耳が痛くなりにくいかということも重要だと思います。
配達の間ずっとつけていることになるので、すぐに痛くなってしまう物だと長時間つけているのが辛くなってしまいます。
接続の方法はBluetoothでできるものにしました。
有線だと線が邪魔になったり、絡まったりすると危ないからです。
そして両耳ではなく、片耳タイプの物を選びました。
片耳の方が両耳の時よりも、周囲の音が聞こえると思ったからです。
これらの点を重視し、3種類のヘッドセットを使ってみました。
いずれもiPhone 11 Proで使っています。
Plantronics M70
最初に使ってみたのはこちらです。
この前フォロワーさんに教えてもらったヘッドセットを買ってみた!
— もふぃ❁ Uber&🐼&menu名古屋 (@mofwi_ubaliba) December 7, 2020
プラントロニクスのM70
今まではiPhoneから出る音が勝手に小さくなったり音が出なくなったりすることがあったけど、それがなくなった!
まだ使い始めて数日だけど今の所リクエストの取り逃しはない!✨
買ってよかった🤗 pic.twitter.com/nm41BH1nPw
特徴
ヘッドセット重量:約8g
通信規格:Bluetooth Ver 3.0
使用範囲:半径約10m
通話時間:最大約11時間
待受時間:最大約16日間(約380時間)
充電時間:約2時間
薄いのが特徴です。
薄いので、このヘッドセットをつけてヘルメットを被っても、耳が痛くなりにくかったです。
イヤーチップ(透明な部品)で耳に固定するようになっています。
イヤーチップのいいところは、耳が塞がらないことと、ヘッドセットが落ちにくいことです。
イヤホンのように耳にはめるタイプの物だと、耳が塞がって周りの音が聞こえにくくなります。
イヤーチップは硬すぎず適度にフィットしてくれました。
向きを調節することができるので、左右どちらの耳にはめることもできます。
耳の外にかけるイヤーループも付いていますが、これは硬くて耳が痛くなったのでちょっと使いにくいと思いました。
使用可能時間は約11時間と十分に持ちます。
ただし、これはずっと音を流している状態のことだと思うので、通知音が鳴る時だけ音が出るような使い方だと思う少し充電の持ちがいい気がします。
ガイダンスの言語は、日本語を選択することができます。
電源はオンオフのスイッチをカチッと動かすことで変えられるので便利です。
電源がついているのかどうかもすぐに分かります。
気になった点は、ウーバーイーツで使っている時に途中で音が大きくなることがあることです。
音量は変えていないのに、バグというか仕様のような感じで音が大きくなることが頻繁にありました。
これは不快でした。
ウーバーイーツではこの症状が起きましたが、フードパンダなど他のフードデリバリーでは起こりませんでした。
ウーバーイーツがメインではない場合は、このヘッドセットは使いやすいと思います。
私が購入した時は3000円弱でしたが、最近は値上がりしてしまったようです。
GRDE 4.1Bluetoothイヤホン
特徴
ヘッドセット重量:約4g
通話時間:最大約12時間
再生時間:約10時間
充電時間:約2時間
待機時間:約210時間
2台同時に接続可能
とにかく小さくて軽いのが印象でした。
サイズが小さいので耳が痛くなりにくいです。
左右どちらの耳でもはめられます。
音は問題ありませんでした。
勝手に音量が変化することはなかったです。
ガイダンスの言語は英語です。
電源が入った時は「power on」、スマホと繋がった時は「device connected」などと言います。
そんなに難しい英語ではないので、特に問題はないかなと思いました。
このイヤホンのいい点は、充電がしやすいことです。
イヤホンを充電器の上に置く(つける)だけで充電できます。
マグネットになっているので簡単につきます。
充電をするのによくあるmicro USBだと、ケーブルと充電する機器を見て向きが合っているか確認してケーブルをさす必要がありますが、このイヤホンなら置くだけなので手間がかかりません。
充電中は赤色のランプがつきます。
もしランプがつかない場合は接触がうまくできていない可能性があるので、つけ直したり少し角度を調整してみるといいです。
不便な点は、見た目では電源がついているのかどうか分かりにくいことです。
電源がスイッチではなくボタンのため、ぱっと見で電源のオンオフが分からないのは、不便だと感じました。
また、耳にしっかりはめないと落ちてしまうことが難点でした。
ですが、耳にしっかりはめると周りの音が聞こえづらくなります。
耳が塞がれている、ヘッドフォンをつけているような感じです。
これは危ないですし、お店の方やお客さんと話す時も聞き取りづらくて、使いにくいと思いました。
ただ、小さくて耳は痛くなりにくいため、
私は冬や雨の日にこのヘッドセットを使っています。
冬は、耳、ヘッドセット、フード、ヘルメットという順番にしています。
フードは服についているフードです。
これがあると暖かいんです。意外と周囲の音もちゃんと聞こえます。
雨の日も同じようにレインウェアのフードをかぶります。
フードをかぶると、髪の毛や首回りが雨で濡れなくなるので快適です。
しかし、フードがあるとヘルメットの中が窮屈になります。
大きなヘッドセットをしていると圧迫されて耳が痛くなりやすいです。
そこでこのイヤホンを使います。
耳にははめず、フードと耳の間に挟むようにします。
意外といい感じに固定されます。
さらに、耳を塞いでいる訳ではないので、周りの音はちゃんと聞こえます。
しかも小さいので耳が痛くなりにくいです。
しかし、耳にはめているわけではないので、ヘッドセットはちょっとズレやすいです。
また、ヘルメットを脱ぐ時にヘッドセットも落ちやすいです。
気をつけて脱がないと落ちて転がっていってしまうので注意する必要があります。
このヘルメットを取る時にヘッドセットも一緒に取れてしまうことが気にならなければ、冬と雨の日には断トツで便利なヘッドセットだと思います。
Glazata EC200
特徴
ヘッドセット重量:約12g
通話時間:約30時間
充電時間:約2時間
待機時間:40日間
2台同時に接続可能
一つ目に紹介したプラントロニクスと同じ、シリコンを耳のひだにフィットさせるタイプです。
耳が塞がらなく、ヘッドセットが落ちにくいです。
左右どちらの耳でも使えます。
ガイダンスの言語は日本語なので分かりやすいです。
充電は早く終わる印象があります。
そもそも通話時間が30時間とかなりあるので、そんなに頻繁に充電する必要がないです。
電源はオンオフのスイッチをカチッと動かすことで変えられるので便利です。
電源がついているのかどうかもすぐに分かります。
気になったのは、ディディフードの時に音が途切れて聞こえることがあることです。
例えば「左です」は「ひだです」となったり、「注文受付を停止しました」は「ちゅう受付を停止しました」と聞こえます。
まあリクエスト時の通知は分かるので、私は特に気にしてはいません。
ウーバーイーツなどの他のフードデリバリーでは途切れることはありませんでした。
音楽や広告の動画なども途切れなかったです。
それから気になることは、ガイダンスの音量が大きいことです。
電源を入れると「電源が入りました。ペアリングモードに入ります。」などと言うのですが、これが結構うるさいです。
電源を入れてペアリングしてガイダンスが喋り終わったら、耳につけるようにすれば問題ないかなと思います。
また、厚みが結構あります。
頭にぴったりなヘルメットを使っている場合は、圧迫されて耳が痛くなりやすいかもしれません。
少し余裕のあるヘルメットなら問題ないと思います。
追記
ウーバーイーツで使っている時に途中で音が大きくなりました。最初に紹介しているPlantronics M70と同じ症状です。
もうこれはヘッドセットというよりも、注文アプリの問題なのかなと思います。
まとめ
ヘッドセットがあると、通知音がちゃんと鳴り、注文を取り逃がすことがなくなると思います。
また、音が周りに聞こえないので、急に音が鳴って恥ずかしい思いをすることもなくなります。
ひとつ持っておくと配達が快適になると思います。
イヤホンをしながらの運転は、
してはいけない、または片耳だけならOKなど、
地域によって違うようです。
使う前に、稼働地域の交通ルールを確認することをおすすめします。
薄さを重視するならこちら。
フードをかぶる冬や雨の日におすすめ。
通話時間が長く、安価。
追記
他にも配達を快適にするアイテムを紹介しています。
こちらの記事にまとめてあるので、よかったら読んでみてください。
ウーバーイーツ おすすめグッズ紹介 配達を快適にしよう【便利グッズ編】