フードデリバリーの配達で料理を受け取って、Googleマップでナビして向かったら、ない…
建物が見つからない!
なんてことがよくあります。
本当に困ります。
そこで今回は、私がやっている住所不備の時の対処法を紹介します。
これをするようになって、9割ぐらいはスムーズに届けられるようになりました。
配達をしていてたびたび出会う住所不備!
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/08/E2AA3113-0068-435F-9BFD-914A0A09CCB4-870x1024.png)
配達アプリで配達開始をした後、
右下にあるマークをタップするとGoogleマップが出てきますが、
これが本来行かなければいけない場所と違う場所が目的地になっていることがあります。
目的地(ピン)がズレている、いわゆるピンズレです。
ピンズレには色々なパターンがあります。
- 少しだけズレている
ピンのある所から一・二軒隣という場合。
建物の裏側に来てしまって、反対側に行ったら入り口があるということもあります。
番地が合っていたら、この可能性が高いです。
- 大きくズレている
これはかなり困るタイプです。
場合によっては「数kmズレていた」なんてこともあります。
- そもそも住所が書いていない
わざとなのか、アプリのバグなのか、これはどうしようもありません。
注文者にメッセージや電話で聞くのが良いでしょう。
そもそもズレているのか確認する方法
配達メモに「ズレています」とか「実際はどこどこです」と書いてくれている場合は分かるのですが、
ピンがズレていてもなにも書いていないことの方が多い気がします。
ズレているのかをあらかじめ分かることができたら、時間ロスも減りますよね。
私はいつも加盟店を出発する前に、ズレていないかを確認するようにしています。
ピンが手入力の住所と一致しているか
住所は2カ所表示されることがあります。
手入力で記載できる住所(上)と、入力時に候補から選んで設定する住所(下)です。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/11/D0CCB63B-C0D6-4B17-8C64-74EEBFF2D7EB-1024x773.jpeg)
下に表示されている住所がピンの位置になります。
下の住所が適当だったり途中までしか表示されていなければ、ピンがズレていることが多いです。
上の住所と下の住所が一致しているか確認し、もしも違っていたら手入力で記載されている上の住所の方が正しいと認識しましょう。
下の画像は、下の住所が途中で途切れているものです。
◯◯町までしか表示されていません。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/11/EE7E9C2B-8D41-4C2C-BE05-AC19F4221849-1024x634.jpeg)
このままナビを出すと、Googleマップ上に◯◯町という文字がある場所が目的地になってしまいます。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/11/DC105019-13A7-48D7-B3F5-87B3358606ED-1024x749.jpeg)
このような場合はドライバーアプリのピンの位置は無視して、
手入力で記載されている住所や建物名をナビに入れたほうが正確に出てきます。
今回の場合は、◯◯町1−32と検索することで正確な目的地を出すことができました。
ピンの位置
ピンのある場所を拡大します。
ドライバーアプリの地図でも、Googleマップでも、どちらを使っても大丈夫です。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/08/7D73EB04-5E31-407E-B649-FF40D8A3EC39-1024x1024.jpeg)
拡大すると建物名が書いてあることがあります。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/08/37DFA971-45AF-42A8-8DE5-1A7078C9816D-1024x1024.jpeg)
配達メモに書いてある建物名と一緒だったらズレていませんね。
しかし、拡大しても建物名が表示されない時もあります。
どちらかというと表示されないことの方が多い気がします。
その場合でも、ピンが建物の上にあれば、合っている(ズレていない)可能性が高いです。
逆に、ピンが道路の上や、なにもない所にあると、ズレていることがよくあります。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/08/BB5E4886-6862-495E-962B-AA48A7D73257-1024x1024.jpeg)
このように、なにもない所にピンがあるとズレていることも多いです。
番地が合っているか
次に見るのは、番地です。
この状態だとなにも書いてありませんが、地図を拡大します。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/08/DCEA9EE9-9FBB-46C3-956F-46889F567A8A-1024x1024.jpeg)
拡大すると、ブロックの真ん中に数字が出てくることがあります。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/08/36B22D9A-4BFC-4EB0-A8C3-E7896B89EB61-1024x1024.jpeg)
これが番地です。
ここのブロックは10番地ということが分かります。
たまに、番地が合っていても、ピンがズレていることがありますが、
番地が合っていたら、このブロックのどこかに建物があるはずなので見つけやすいと思います。
ここからはGoogleマップでのやり方になります。
地図を拡大しても番地が書かれていない時はどうするのでしょうか。
下の写真の、赤線で囲った部分の番地が知りたいとします。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/08/CD4A3A5B-B686-4AB1-92F2-C02E248875F8-1024x1024.jpeg)
拡大しても数字が出てきません。
番地がわかりません!
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/08/0D615A82-2C23-43F5-8748-573550164FC0-1024x1024.jpeg)
矢印が指している建物の住所が知りたいとしましょう。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/08/75FD7C53-6D95-4755-81F6-CC57D1EF8180-1024x1024.jpeg)
知りたい場所を長押しします。
するとピンが立ち、画面下に住所が出ます!
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/08/5CA81856-70E2-4643-8661-92B4CCB56208-731x1024.jpeg)
ここは3丁目の19番地ということが分かりました!
真ん中ら辺はどうでしょうか。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/08/38F17195-A5E4-4AB4-914C-92DB5E977542-731x1024.jpeg)
1丁目の12番地ですね!
右の方も見てみましょう。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/08/7CE45D74-5A6A-444B-B3A0-AF14A321B582-731x1024.jpeg)
1丁目の15番地の1号でした!
このように知りたい場所を長押しすると、住所を確認することができます。
同じブロック内でも、丁目や番地が違っていることがあるので、注意が必要です。
拡大してもブロックの真ん中に数字が出てこなければ、
そのブロックは複数の番地が混ざっていることが多いです。
ピンと住所が一致しているか
このやり方が一番わかりやすく、便利だと思います。
注文者の住所が表示されたら、矢印のようなマークをタップするとGoogleマップでルートが出ると思います。
ルートが出たら、ピンの位置を拡大します。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2021/05/F94A3ADA-6102-4B96-9A7A-3446BB305083-473x1024.jpeg)
左上の戻るボタンをタップします。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2021/05/D28F2C6A-B483-4D9C-960F-F4E9E92EF44A-473x1024.jpeg)
ピンのあった所を長押しします。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2021/05/93093095-AEA6-49F5-8054-E9A558AC2228-1-473x1024.jpeg)
するとそこにピンが立ち、下に住所が表示されます。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2021/05/ACD281FD-2589-437D-87AF-540A29F78A49-1-473x1024.jpeg)
下からスワイプすると住所の続きを見ることができます。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2021/05/286AD339-017A-4088-A964-737F0916DA45-1-473x1024.jpeg)
その住所を見て、配達アプリに記載されている住所と一致しているか確認します。
同じだったらピンは合っていることになるので、そのままナビを開始して大丈夫ですね。
もし違ったら、正しい場所を探すか手入力で住所を入れてみます。
番地が合っていれば、元のピンの隣や近くなことが多いです。
元のピンの周辺を長押ししてみると見つかるかもしれません。
もう全然違うという時は、手入力で住所を検索した方が早いかもしれません。
手入力で検索
ここまで見てきて、明らかにピンと配達メモが合っていないというときは面倒ですが、
Googleマップで住所もしくは建物名を手入力して検索します。
建物名が英語で書かれていたら、カタカナに直して検索するというのも良いです。
Googleマップにはカタカナで登録されていたから、英語で検索しても出なかった!なんてこともあります。
また、配達アプリに建物名しか記載がなく、Googleマップで建物名を検索しても出てこないという時は、
Google検索の方で建物名を検索してみるのもありです。
物件情報として住所が出てくることがあります。
より詳細が分かる+αアプリ
実は、Googleマップより細かく表示されるマップアプリがあります。
それがYahoo!MAPです。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/09/13DB4C3F-7912-418C-96AA-F87ACFE0FB05-1024x593.jpeg)
最初の頃はGoogleマップだけでやっていたのですが、このヤフーマップを使ってみたらすごかったのです。
何がすごいのかと言うと、
詳細な住所が表示されたり、Googleマップでは出なかった建物名が出たりします。
下の写真はヤフーマップでのスクショです。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/09/5C61A2C8-A454-485C-8DA9-DB50DAD839C9-768x1024.jpeg)
赤枠のところを拡大してみます。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/09/C6F0DD99-B1A1-4A74-AE03-AE2ED3425BAD-768x1024.jpeg)
拡大すると、ほとんどの建物に番地や号が表示されます!
別の場所でも見てみましょう。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/09/2A19DBB8-5874-4A30-B244-9C19F22D2AD3-768x1024.jpeg)
こちらも赤枠の部分を拡大します。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/09/88D919F2-66D9-4EC9-886E-D61753A94D3A-768x1024.jpeg)
建物名が表示されました!
Googleマップであれこれ調べてもイマイチ分からない時に重宝しています。
ちょっと田舎の方だと、Googleマップで建物名を検索しても住所を検索しても出てこない時があるのですが、ヤフーマップで検索したら出てくることもあります。
ヤフーマップを使うようになってより正確に早く配達できるようになった気がします。
また、雨雲レーダーなど便利な情報も見ることができます。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/09/550604E1-A9ED-4ED0-B7B7-E718B7391491-1024x731.jpeg)
ここまで細かく表示されるヤフーマップですが、なんでも住宅地図のゼンリンを使っているようです。
ゼンリンの地図は、建物名はもちろん、戸建ての居住者名も表示されます。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/09/5B9F8826-2568-47F2-A077-C19E2A96E22D-1024x858.jpeg)
これがあれば迷うことはないのではないかと思ってしまうほどです。
ヤフーマップよりも詳しいゼンリンの地図は、スマホのアプリで使うことができます。
しかし、少し難点があり、月額が900円ほどかかるそうです。
すごく便利だとは思いますが、正直Uber Eats をやるのにここまでは必要ないかなと思い私は使っていません^^;
ですが、気になる方は使ってみるのも良いかもしれませんね。
それでもダメな時は
最終手段は、メッセージや電話で注文者に直接尋ねることです。
![](https://ubaliba.com/wp-content/uploads/2020/08/87D960BE-CDC8-4F83-A9CB-0231E3EC5481-896x1024.png)
最初から聞いたら早いんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、私は最終手段にしています。
注文者のミスでなければわざわざ送ってもらうのも申し訳ないですし、電話をすれば通話料は自己負担になります。
なるべく自分で調べて、それでも分からなければ注文者に連絡をするのがベストではないかと思っています。
まとめ
配達をしていると、いろんな住所不備に出会うことがあります。
Googleマップは、知りたい場所を長押しすると住所を出すことができます。
ヤフーマップは、番地や号、建物名まで表示されることもあり、痒い所に手が届くようなアプリです。
さらにもっと詳しい地図を見たい方は、ゼンリンを使ってみると良いと思います。
地図アプリを使いこなして、スムーズに配達できる方が増えたら嬉しいです。
長押しとヤフーマップを活用した体験談を別の記事に書いています。
よろしければこちらもご覧ください。
Googleマップが間違っている?! 建物が見つからない時にするべきこと
おまけ
ピンずれとは少し違いますが、
ピンの位置に着いたものの、建物名と部屋番号が書いてなくて、メッセージで聞いたことがあります。
返信が来て番号を教えてもらい、部屋まで届けに行ったのですが、
「どうして分からなかったの?」と聞かれました。
「建物名と部屋番号が書いてなくて」と画面を見せたら、
「書いたはずだけど、、、」とおっしゃったので、たぶんアプリのバグだったのでしょう。
こんなこともあるんだなと思いました。
配達をしているといろんなことがありますね。