冬場は欠かせない手袋。
今はスマホ対応のものが多いですが、いざ使ってみるとスマホが反応しないことがあって困る、、、。
私も何度かそういう経験があり、未だにしっくりくる手袋に出会えていないのですが、
そのような残念な手袋に出会ってしまった時の対処法について書こうと思います。
仕組みと原因
そもそもどうしてスマホが指で反応するのかという原理について調べました。
スマホのタッチパネルの中には電極が配置されており、その表面は静電気で覆われているそうです。
人間の体は電気を通す性質があるようで、タッチパネルに触れると指がその静電気を吸い取ります。
すると、センサーが静電気を吸い取られたことを感知して画面が操作されるということだそうです。
つまりスマホ対応の手袋は、手袋の指の部分に電気の通る素材が使われていて、それで触れることで静電気を吸い取り画面の操作ができるようになっているということです。
そんなスマホ対応の手袋ですが、触っても反応しない原因は次のことが考えられます。
- 手袋のサイズが合っていない
指先に電気が通る素材が施されていたとしても、電気を吸い取る物(指)がなければ反応はしません。
サイズが大きくて指と手袋の間に隙間がたくさんあると反応しなくなってしまいます。
- 手袋が汚れている
手袋に汚れがついていて、電気を通すことができなくなっていたら反応できません。
- 手袋の劣化
長く使っているとだんだん劣化していきます。
もともと反応していた手袋なら、そろそろ替え時かもしれません。
スマホ操作するためのグッズ
そんな残念な手袋でも、スマホ操作ができるようになるために調べてみました。
導電糸
電気を流す性質がある導電糸を縫いつけるという方法です。
女性用の手袋で、指の腹の部分に可愛い刺繍が施されている手袋があるのをご存知でしょうか?
こんな感じのです。
この刺繍が電気を通す素材らしいです。
その糸を自分で縫いつけてしまおうということです。
Amazonで見るとこのような糸が売っています。
レビューを見ても悪くはなさそうでした。
とはいえ、縫うのはちょっと面倒だなと思う方もいるんじゃないかと思います。
それは私です(笑)
なのでほかの方法も調べてみました。
スマホが反応するようになる液
手袋に塗ることでスマホ操作ができるようになるという液体です。
そんなものがあるのか!と衝撃でした。
レビューを見てみると、反応するようになったとか、塗ってすぐは反応したとか、全然ダメだったなど、いろいろです。
もしこの液体を使って手袋が反応するようになったら嬉しいのですが、塗った直後はベタベタで使えないだろうと思いました。
なのですみません、こちらも私は試していません。
その次に見つけたのがこれです。
指サック
スマホ操作ができる指サックです。
導電糸を縫うのではなく、指にはめてしまおうということですね。
素手にも手袋にもはめて使うことができる物で、実際に買って試してみたらちゃんと反応しました。
はめるとこんな感じ!
— もふぃ⋆*❁⑅UberEATS名古屋 (@mofwi_ubaliba) October 21, 2020
厚手の手袋でもなんとかはまりました😊 pic.twitter.com/5KzjdWA61y
これを使えば手袋を無駄にしなくて済むと思いました。
しかしです。
指サックは指にはめているだけなので、とれてしまうこともあります。
手袋から外れてしまわないか気にしてしまったり、強く画面をタッチしないと反応しにくかったりすることもありました。
そこでまた別の方法を考えました。
次に試してみたものはこれです。
タッチペン
スマホ用のタッチペンです。
結論から言うと、私にはこれがしっくりきました。
タッチペンなら、どんな手袋でも使うことができるのではないかと思って購入してみました。
実際に使ってみたら衝撃でした。
思った以上に反応する!
タップもスワイプもサクサクできる!!
私が使っているiPhone 11 Pro(ガラスフィルムあり)では問題なく反応しました。
雨に濡れても反応して最高でした。
もっと早く出会いたかった、、、。
ひとつ難点としては、ペンを持つという手間があることかなと思います。
でも慣れればそんなに気にならなくなりました。
手袋が反応しなくてイライラするより全然いいです(笑)
ただ、ペンをずっと手に持っているのは大変です。
なので私はスマホに取りつけて使うようにしています。
ペンにはイヤホンジャックに差し込めるジャックコネクタがついていますが、私が使っているiPhoneにはイヤホンジャックがないのでこれは取り外しました。簡単に取れます。
また、ストラップはちょっと短くてこのままだと画面の端の方がタップできなかったので、ストラップを繋げて長さを増やすことにしました。
ストラップは100均などに売っていると思います。
iPhone本体にはストラップを付けれる部分(ストラップホール)がないため、ストラップホールがあるスマホケースを使いました。
100均のセリアに売っていたスマホケースです。
ストラップをスマホケースにつけます。
こんな感じになりました。
対角にあるところも問題なくタップできます!
タッチペンなら、どんな手袋を使っていても反応します。
高性能な手袋でも、おしゃれな手袋でも、自分の好きな手袋をスマホ操作の有無を気にせずに使うことができるので嬉しいです。
このタッチペンを使うようになって、手袋がなかなか反応しなくてイライラするなんてことはなくなりました。
手袋をする時には、一本持っておくと便利だと思います。
ストラップホールの後付け
先ほどはストラップホールをつけるために100均のスマホケースを紹介しましたが、こんなのもありました。
ストラップホールを後から取り付けれる物です。
充電するところの下からストラップホールを出して、ストラップがつけれるようになります。
購入するとこんな感じで2枚入りで届きました。
使い方は、ケースの内側に貼り付けるだけでOKです。
両面テープになっているのでペタっと貼ります。
ストラップをつけて完成です。
画面の上の方でも問題なくタップできます。
薄いので、ケースをつけたままでも充電できます。
この商品はもともとスマホを首にかけれるようにするためのもののようです。
しかし、今回のようにタッチペンをつけたり、お気に入りのストラップなんかをつけることもいいと思いました。
また、画像はブラックですがほかにも、透明、レッド、パープル、ブルー、グレーなど、
カラーバリエーションがあるようです。
カバーに近い色にすると目立たず自然な感じになっていいのではないかと思います。
これならどんなケースでもストラップをつけれるようになるので、
今使っているスマホケースを変えたくないという方におすすめです。
まとめ
スマホ対応の手袋は、手袋の指の部分に電気の通る素材が使われていて、それで触れることで静電気を吸い取り画面の操作ができるようになっています。
手袋が反応しない原因は
手袋のサイズが合っていない
手袋が汚れている
手袋の劣化
などが考えられます。
スマホ操作をするための方法として
導電糸を手袋に縫いつけること
スマホ操作ができるようになる液体を手袋に塗ること
スマホ操作のできる指サックをはめること
タッチペンを使うこと
を紹介しました。
このような製品は、スマホによっても反応の有無が変わってくると思うので、自分のスマホに合うものを地道に探すのが一番かなと思います。
ぜひあなたのスマホに合う素敵なアイテムを見つけてみてくださいね。