OpenSeaでNFTを売買していると、ETHをポリゴンからイーサリアムへ替えたい時や、ETHをWETHに替えたい時があると思います。
この記事ではそのやり方を紹介します。
ETHをイーサリアムからポリゴンへ替えるやり方は、OpenSeaの使い方 NFTの購入・販売の仕方 Polygonへのブリッジにあるので、こちらをご覧ください。
そもそもNFTって何?という方は、【初心者向け】NFTとは?楽しみ方や稼げるのかまとめましたからご覧ください。
PolygonからEthereumにブリッジするやり方
ポリゴンのETHをイーサリアムのETHにするやり方です。
ポリゴンのサイトを開きます。
こちらです。
「Polygon Bridge」の画面を開きます。
FROMをポリゴンに、TOをイーサリアムにします。
FROMで金額を入力して、「Transfer」をクリック。

45分から3時間ぐらいかかるそう。気長に待つ覚悟でいきます。
「Continue」をクリック。

トータルでかかるガス代の目安がわかります。
「Continue」をクリック。

「Continue」をクリック。

「確認」をクリック。MATICのガス代は1円未満と激安です。

処理が始まりました。

イーサリアムネットワークでのチェックポイントに来ました。
「Continue」をクリック。

イーサリアムでガス代がかかります。
イーサリアムの残高不足でガス代が払えないとトランザクション(処理)が止まります。
もし残高不足になってしまった場合は、イーサリアムに資金を追加してガス代を払えるようにしましょう。
下の画像ではイーサリアムの残高が足りなくて「確認」ができない状態になってしまいました。しかし、もう引き返せないのでイーサリアムに資金を追加するしかありません。この状態だと送金しようとしたお金がマティックネットワークにもイーサリアムネットワークにも表示されていなく、お金が消えたかのような状態です。実際には消えていませんが、見えないので焦ります。
この後、イーサリアムに資金を追加し、「確認」をクリックしました。

無事にトランザクションが動き出しました。

これで完了です。

イーサリアムに資金が増えていると思うので確認しましょう。
追記
イケハヤさんも注意喚起されていました。まさに私がやらかしたガス代不足についても言及されています。
また、ポリゴンでのETHはそのまま日本円にすることはできない(イーサリアムにブリッジが必要)ということも書かれています。ポリゴンでの売り上げを日本円に換金したい方は必見です。
これ、全力で注意喚起です。絶対やらかすクリエイターの方がいるので……。
— ikehaya-nft.eth | CryptoNinja (@IHayato) October 7, 2021
【注意喚起】PolygonのOpenSeaでNFTを販売する人が絶対に知っておくべきこと https://t.co/mI3PSH8pFI
追記
ポリゴンのETHを日本円や他の通貨にしたい場合、別のルートもあります。
ポリゴンETH → MATIC → 海外取引所 → 国内取引所
という流れです。
このルートだとイーサリアムを介さないため、手数料をグッと抑えることができます。数十円程度ですみます。
このやり方でおこなうには、ポリゴンのウォレットにMATICが入っている必要があります。
ウォレットにMATICがない場合は、Binanceなどの海外取引所からウォレットにMATICを送金しましょう。
海外取引所のおすすめはBinanceです。
取り扱っている通貨の種類も多いので、仮想通貨取引をするなら持っておきたい口座です。
口座を持っていない方は口座開設をしましょう。口座開設は無料でできます。
こちらから登録してもらうと、取引手数料の10%が還元されるようになっています。普通に登録するよりお得なので、登録がまだの方はこちらから登録してみてください。
BinanceでMATICを購入し、ウォレットに送金します。
アドレスはメタマスクのアドレスを入力、ネットワークはPolygonを選択して、送金します。
送金後、もしメタマスクでMATICが表示されない場合は、「トークンをインポート」からMATICのアドレスを入力して追加してください。
MATICのアドレスはこちらです。
0x0000000000000000000000000000000000001010
メタマスク(ネットワークはPolygonにしてください)にMATICが入ったら、QUICKSWAPなどでETHをMATICにスワップします。
MATICに替えることができたら、それをBinanceなどの海外取引所に送金します。
メタマスクの送金をクリックし、受け取りアドレスに海外取引所のMATICの入金アドレスを入力して送金します。
海外取引所にMATICが届いたら、今度はそれをXRP(リップル)などに替えて国内取引所に送金しましょう。リップルを選ぶのは送金手数料が安く、ほとんどの国内取引所で取り扱いがあるためです。
国内取引所でMATICの取り扱いがあればMATICを送金しても大丈夫なのですが、そうではない場合は国内取引所で扱っている通貨に替えて送金する必要があるということになります。
ETHからWETHにスワップするやり方
OpenSeaでオファー形式で購入をする時などは、WETHが必要になります。
そこでETHをWETHにスワップします。
OpenSeaでウォレットを開きます。
WETHの点が三つ並んでいるところをクリックし、「Add WETH」をクリック。
もしWETHが表示されていなければ、購入画面の「Make offer」から進んでいってもできるはずです。

スワップの画面が表示されます。
ETHからWETHにすることを確認し、金額を入力して、「ラップ」をクリックします。
メタマスクの画面が出てくるので、「確認」をクリック。

処理が始まると保留中になります。数分待ちます。

これで完了です。

ウォレットを見ると、WETHが増えていると思います。
まとめ
ETHをポリゴンからイーサリアムへ替えるやり方と、ETHをWETHに替えるやり方でした。
ポリゴンからイーサリアムにブリッジする時は、ガス代が必要になります。イーサリアムなのでガス代も高くなりがちです。残高不足には注意しましょう。
もし残高不足でトランザクションが止まってもお金が消えるわけではないので、焦らずガス代を払えるように資金を追加しましょう。
この他にも初心者向けのNFTの始め方についてまとめています。
【NFT総まとめ】初心者向けNFTの始め方や、楽しみ方〜稼げるのかにあるので、これからNFTの売買をする方はこちらも参考にしてみてください。